0007　「俺も乗りたい」って言えない。遊園地のベンチで孤独って知ってる？

【キャラ紹介＋ひと言】

🎢登場キャラ：タッカーズ（身長192cm）
「“俺も乗りたい”って言えない時間が、いちばん揺れるんだよ。」

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【本文】

遊園地って、友達と行くとテンション爆上がりする場所ですよね。
でも私のように身長192cmのタッカーズには、時々「急降下ゾーン」が待ってます。

例えば有名な某テーマパーク。
みんなが「次コレ乗ろうぜ！」って盛り上がってる中で目に飛び込むのは、**「身長制限190cmまで」**の冷たい文字。

……はい、私、アウトです。

その瞬間、私は笑顔で言うんですよ。
「みんな乗ってきていいよ！俺、ここでベンチに座って待ってるから！」って。
でも心の中では、ジェットコースターより心が揺れてます。

「“じゃあ、お前が乗れないなら、俺たちもやめとくよ”って言ってくれると思うけどね…」
なんて淡い希望を持ったって、現実は残酷。

必ずいるんですよ、空気読まずに「じゃあ悪いな！楽しんでくるわ～！」ってテンションMAX男子。
そのまま俺を抜かした全員で夢の国へ出発。
そして私は……夢の国のベンチで現実待機。

1時間後、遠くからアナウンスが聞こえてくる。
「○○時発、ドリーム・エクスプレスが発車しま～す！」
──ちょっと待て、俺まだ夢に乗れてねぇから！
昔はスマホも無かったから、すること無くて地獄でしたよ。
雑誌も無い。コンビニも無い。あるのは……射的屋だけ。
一人でやる射的って、取れても地獄。取れなくても地獄。

お兄さん「おめでとうございまーす！」って言われる。
──いや、誰に祝われてんの俺？

だから切実に言いたい。
遊園地さん、大きい人でも乗れる乗り物、お願いします！

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【まとめ・一言】

“身長制限”よりも、“心の制限”の方がツライ。
スリルを感じる前に、夢から降ろされるんです。

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